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岐阜で活躍する女性の紹介
〜岐阜で活躍する女性からあなたへのメッセージ〜

派遣社員としての経験をもとに
求職者と企業に寄り添う
ミスマッチングをなくし
新たな働き方の提案を


株式会社サン・テンポラリー 営業部リーダー
柘植まゆ子(つげ まゆこ)さん(岐阜市)

【2020年7月10日更新】

株式会社サン・テンポラリーの営業として、求職者と企業をつなぐ柘植まゆ子さん。
自身も派遣社員として働いた経験を持ち、3年前にキャリアコンサルタントの国家資格を取得。
求職者、企業側のどちらからも喜んでもらえるような、誰もが輝ける働き方を見つけ、提案します。

派遣社員として働き
人材派遣業に興味を持つ

 株式会社サン・テンポラリーは、採用プロデュースおよび人材サプライ事業、託児運営などを行う会社です。私は営業部のリーダーとして、企業と求職者を結ぶ、派遣コーディネートをしています。
 短期大学を卒業してからの7年間は、大手映画会社の名古屋支社にて勤務。総務や宣伝を担当しました。やりがいはありましたが、夫の実家が自営業だったため、結婚を機に退職。家での仕事と子育てを両立しました。子育てが落ち着いてから、また外で仕事がしたいと考えるようになり、人材派遣会社に登録。輸入車ディーラーで女性店長の産休代替として3年間働きました。
 その女性店長は私より10歳も年下でしたが大変優秀な女性で、引継ぎ期間の半年間で彼女から、仕事の進め方やスキルアップ・中小企業での女性の働き方など本当に多くのことを教えてもらい、大きな刺激を受けました。そして任期満了後、ホームページで見た「女性の働き方を応援する会社」という企業理念に惹かれ株式会社サン・テンポラリーに入社。まずはパートとして勤務を始めました。
 人材派遣に携わりたいと考えたのは、派遣社員として働いた時代、担当コーディネーターにとてもお世話になったのが理由です。10年以上のブランクがあったので、不安が大きかったのですが、定期的に職場を訪ねてサポートしてくれました。プライベートな話も親身になって聞いてくれたのを覚えています。悩んで身動きが取れなくなった時、じっくりと話を聞いて、気持ちを分かってくれる人の大切さに気付き、自分も働く人のサポートをしたいと考えるようになりました。

求職者が自分らしく働ける
環境作りを実施

 プライベートとのバランスや職種など、求職者によってこだわりのポイントはさまざま。パートのコーディネーターとして勤務している時は、求職者の面談を主に担当しました。求職者の希望や色々な思いを聞いて営業担当者に伝えましたが、企業の希望通りではないからと却下されるなど、もどかしい思いを感じることが多々ありました。
 「自分でもっと詳しく希望を伝え、求職者も企業も損をするミスマッチングをなくしたい」と考えるようになり、正社員での勤務を決意。営業職として、求職者・企業双方に働き方を提案できるようになり、さらに知識を深める為にキャリアコンサルタントの国家資格も取得しました。
 また、自分らしく働く環境を作るには、求職者のスキルアップや面談での要望確認だけでなく、企業側の変革も必要だと考えています。岐阜県の「令和元年度イクボス拡大促進事業」を受託し、実施責任者として、イクボスやワークライフバランスについてのセミナーを企画・運営。意識改革を進めています。

ワークシェアリングを活用し
新たな働き方を提案

 最近力を入れているのが、ワークシェアリングを活用した派遣方法です。1人の求人枠を時間や曜日で区切り、2、3人がシフトを組んで勤務します。事務や軽作業のような引継ぎしやすい仕事に効果的。はじめは「1人が一貫してやらないとミスが出やすいのでは」「シフト管理が大変」と難色を示す企業もありました。
 しかし、ワークシェアリングは複数の目で業務を確認できるため、質の向上や業務の効率化につながります。この働き方は、家庭と両立しながら働きたい女性の希望にもピッタリなので、フルタイムでなかなか埋まらなかった枠もすぐに人が集まります。シフト管理は株式会社サン・テンポラリーが引き受けて企業の負担を減らし、実際に試してみることでメリットを実感してもらえました。
 企業の最初の求人依頼内容に固執するのではなく、相談しながら柔軟に働き方を提案すれば、企業も柔軟に対応してくれると感じました。今後はもっと派遣スタッフ数を増やし、この「ワークシェアリング」という働き方を広げていきたいです。

求職者と企業が喜ぶ
良いマッチングを目指す

 「こういう人が欲しかった」と企業に喜んでもらえたり、求職者から「柘植さんのサポートで助かった」とお礼をいってもらったり、良いマッチングができた時にやりがいを感じます。
 意識しているのは、自分の価値観を押し付けたり、上から目線でアドバイスをしたりするのではなく、じっくり話を聞き、求職者自身に答えを導きだしてもらうこと。キャリアコンサルタントの資格取得のために学んだ心理学の基礎を活かし、傾聴や共感を大切にしています。悩みを抱えながら働く派遣スタッフも多いのでなるべく親身に寄り添ったサポートをしたいと考えています。
 仕事に注力するのはもちろんですが、自分のプライベートも充実させています。2人の息子は現在大学生で家を出ていますが、高校までの学校行事にはほとんど参加。塾や習い事の送り迎えもしていました。子どもとじっくり向き合う時間を得られたのは、株式会社サン・テンポラリーで働いていたからこそだと思っています。体を動かすのが好きなので、ヨガやバトミントンでリフレッシュしています。
 ワークライフバランスを大切に、これからも求職者と企業の双方が幸せになるつながりを作っていきたいです。